学習ガイド
学習ガイド
ツクルの動画学習には、10のコンセプトがあります。
1つ目は、作りたいプログラムを自由に選べる事。
最初から着実に進めていく子と、分かるところは飛ばして新しい事に挑戦する子など、子供たちの学習スタイルは様々です。
自分がプログラミングしたいと思ったカリキュラムを選べるように、設計しています。
2つ目は、自分のペースに合わせて学習出来る事。
動画学習では、止めたり戻ったりが自由です。何度も繰り返し見る事が出来るので、分かるまで・出来るまで学習するには最適です。
先に先にと進んでも、ふとした時に分からなくなることもありますので、自分のペースで作りたいプログラムを完成させる事が出来ます。
3つ目は、ゲームプログラミングする事で楽しく学習できる事。
子供たちはゲームに熱中してプレイします。時間を忘れるほど集中します。
ゲームをやる側から作る側に回る事でも、その集中力は発揮され、驚くほど吸収して学びます。
4つ目は、どこまで学んだか分かる事。
自分がどこまで学んだかを、進捗率で把握する事が出来ます。
あとどのくらいで完成するのか、今どのくらい進めたのかが分かると目標が立てやすくなります。
5つ目は、確認テストでしっかり学べたか確認出来る事。
1つの動画ごとに確認テストを設けています。簡単なテストですが、ただやるだけでなく理解したかをチェックします。
やりながら覚えていく事と、考えて理解する事に取り組むので、しっかり身に付きます。
6つ目は、1つの動画が短い事。
いっきにゲームを完成させるのではなく、ゲームを要素分解し、要素ごとにプログラムしていきます。
複雑なゲームも簡単な要素の組合せで出来ているので、一つ一つは短くなっています。
学習を短く区切る事で、学ぶべきポイントがはっきりし、「今日はここまで!」などと進め方も自分で考えられるようになります。
7つ目は、ゲームをアレンジしてオリジナルに出来る事。
教材となるゲームは、完成度を低くしています。ゲーム性として少し物足りないくらいになっていますので、子供たちが自分のアイデアを付け加えやすくなっています。
学んだことを応用する機会として、アレンジを行い、より深い学びと表現力を養います。
8つ目は、カリキュラムはどんどん増えていく事。
カリキュラムは、どんどん増やす予定です。プログラミングは書いた量とスキルアップが比例しているので、どんどんレベルアップ出来るように取り組みます。
ビジュアルプログラミングツール「SCRATCH」だけでなく、本格的なコード言語である「javascript」や「Python」なども加わる予定です。
9つ目は、県内大学とカリキュラムの共同研究を行っている事。
ツクルの教材は、大学との共同研究により開発されています。
子供たちの取り組みを分析し、どのような学習が効果的なのかを検証し、カリキュラムの改善を行っています。
現在、研究結果として盛り込んでいる点では「知識の理解から実演して学ぶ」という従来の流れから、「実演しながら知識を得て学ぶ」という流れでも学習効果がみられることが分かったため、作りながら学ぶカリキュラムとしています。
10つ目は、作ったオリジナル作品を発表する機会がある事。
沖縄の大学のパソコン教室を借りて、子供たちの作品をずらりと並べた「ゲームセンター」イベントを行います。
一般開放して、他の子供や大人にプレイしてもらえる機会となりますので、自分のゲームがプレイしてもらえる喜びを感じる事が出来ます。
オンライン版は、今後発表する機能を実装予定です。
学習の流れ
1.
まずはサインインしてマイページに進んでください。
マイページでは現在学習中のカリキュラムや、カリキュラム一覧が表示されていますので、好きなカリキュラムを選択します。
2.
カリキュラムページに進むと、ステップごとにレッスンが分かれています。
順番通りにレッスンを始めてもいいですし、分かるところは飛ばしても構いません。
レッスンを選んだら「はじめる」を押しましょう。
3.
「はじめる」を押すと、動画のページに移ります。
動画を再生して、学習を開始します。
このとき、別ページにスクラッチを開いておき、切り替えながら学習するといいでしょう。
4.
学習が終わったら、右下の確認テストを解きます。
5.
正解したら、「かんりょう!!」を押して、レッスンは終了です。
6.
このようにしてカリキュラムが終わるまで、レッスンを続けてゲームを完成させてください。
完成したゲームをさらに自分なりにアレンジして自分だけのゲームにしましょう。
リアルスクールとの違い
オンラインスクールでは、子供たちが自主的に学べるように設計されています。
どんどん学んでいけますが、複雑なアイデアを実現させるときには自分で調べなくてはいけない事もあります。
リアルスクールでは、講師が子供たちの疑問点にお答えする事が出来たり、タイピングの練習を毎回行いますので、調べるための基礎スキルを身に着ける事が出来ます。